AE-LOGGER

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記事日付: 2012/01/27
秋月電子のデータロガーキットである。
筆者自宅で使用中のエネループ類の放電カーブを調べるために購入した。

★製品について

製品名は 「8ch10ビットデータロガーボード[2メガ・バックライト付](完成品)」

マニュアル記載の名前は「AE-LOGGER」とあるので、以下そのように呼ぶ。
価格 5500円 (2012/01/27)
本記事の作成時点(2012/01)では、組み立て済みキットのみ販売されている。

★できること

・電圧値の長時間記録ができる。
・サンプリング周期は1秒~255で設定できる。
・8チャネルの同時記録ができる。
・パソコンにデータを取り込み、テキストで出力できる。
・計測可能な電圧範囲は0~5V
・計測値は0~1023の整数値で記録・表示される。
データを電圧値等へ換算することは、データのPC取り込み後に自分で行う必要あり。
・記録値に時刻がつく。

★注意点

・購入直後は、LCDの表示濃度調整をしないと画面に何も映らない。
秋月の商品紹介ページにも書いてあるが、筆者はなぜ動かないのか悩んでしまった。
・パソコンへのリアルタイム記録はできない。
ロガーで計測終了後に、データをPCに取り込むことができるだけ。
記録長はオンボードEEPROM(2M)の容量に制限される。
(マニュアルでは1ch記録、サンプリング1秒間隔で36.4時間とのこと)
別途 7~9V 100mA の電源が必要
以下の電源でOK
小型スイッチングアダプター9V1.3A(入力100V~240V) 内径2.1mm GF12-US0913
別途シリアル接続ケーブルが必要
↓パソコンにシリアルがついてない人は以下のようなものが必要
USB・シリアル変換ケーブル[グレー色]
↓延長ケーブルがほしい人は以下が必要
RS232Cケーブル(Dサブ9Pオス)-(9Pメス)ストレート結線(1.8m)
↓上記二つのセット品
USB・シリアル変換ケーブル[グレー色](延長ケーブル付)

★確度

AE-LOGGERの読み値の確度がどの程度であるか、簡単に調べてみた。
① キット付属のテスト用基板の可変抵抗で入力電圧を変化させ、
電圧計の読み値とAE-LOGGERの読み値の関係を図1のグラフにした。
図1 電圧計の読み値とAE-LOGGERの読み値の関係
それなりにきれいな比例関係である。
②精査のため、AE-LOGGERの読み値を電圧値に変換したものを電圧計の読み値と比較し、図2のグラフにした。
AE-LOGGERの読み値→電圧値の換算式を以下とした。
電圧値 = 読み値 * (1023/5)
上式は、入力電圧が5Vを基準に8ビットのADコンバータで数値化されていることによるが、
オフセットの補正等は考えていない手抜き換算式である。
図2 電圧計の読み値とAE-LOGGERの読み値の関係
グラフ中、上下に示した点線は今回の試験に使った電圧計(テスタ、SANWA CD721)の誤差範囲である。
ただし、電圧計は校正も全くしていないテスタなので、実際にはもっと広いかもしれない。
以上より、おおよそ0.5V以上であればAE-LOGGERの読み値は筆者のテスタと同じくらいには信用できることがわかった。
なお、0.32Vと3.2Vに電圧計の自動レンジ切り替えが生じているため、試験結果もその影響を受けている。

★結論

1V近傍でエネループの放電カーブを計るには、それなりに使えそうである。

★余談

・スクロール操作用のエンコーダはつまみがついていないため、とてもまわしにくい。
筆者はエンコーダの軸に結束バンドをくっつけて使用している。結構よいかんじ。
以上

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Likipon

埼玉在住の一応エンジニア。最近はシステムエンジニア気味で回路が本業でなくなってしまった。

うなりくんのファン。

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